ゲームをすると脳が活性化する

ゲームは主に3Dアクションとシューティングが好きなリョウです。

子供から大人になるにつれ(あるいははじめから)、ゲームは良くないものとして禁忌になる印象があります。

禁忌とまではいかずとも、他に優先するべき趣味や仕事ができて、遠ざけてしまう人も多いですよね。

そんな人たちにこそ知って欲しいのですが、ゲームというのは使い方によっては、ゲーム以外の場面で思わぬメリットを引き起こすことがあるんです。

僕も、基本的な自動車の運転操作に関しては、『グランツーリスモ』で身に付けたと言っても過言ではありません。

何も、現実に活かせるのはグランツーリスモに限りません。

そのことを、いくつかの実例を見ながらチェックしていってみましょう。

ゲームによる脳細胞の変化

トライ&エラー前提の、いわゆる死にゲーをプレイすると、海馬の灰白質が縮小することが発見されています。

※海馬は記憶と学習を司り、主に空間認識能力に関係します。

しかし海馬が縮小する一方で、尾状核の灰白質は拡大することが分かっています。

※尾状核は海馬と同じように記憶と学習を司りますが、主にフィードバックを担っています。結果から情報を得て、原因になった部分を修正していくプロセスに関連する部位です。

死にゲーのプレイにより、微調整を何度も繰り返して、正しい結果を導き出す能力が発達します。

逆に3D空間を活かして動き回るようなゲームでは、海馬の灰白質は拡大することが判明しています。

双方はトレードオフの関係と言えるでしょう。

バランスを考えるのなら、様々なジャンルのゲームをプレイするべきでしょうね。

ゲームをプレイする医師は医療ミスが37%少ない

古いデータになりますが、ベス・イスラエル・メディカル・センターの先端医療技術研究所(ニューヨーク市)の所長を務めるロッサー博士は、医師の腹腔鏡手術の研修に、『スーパーモンキーボール』というゲームを用いていました。

その効果は、1週間に3時間以上同ゲームをプレイした場合、手術中のミスが37%減少し、手術に要する時間は27%短縮したという結果が得られたそうです。

またゲームを用いた研修をする以前に、過去のゲーム経歴も手術の腕前を決定づけていることが分かりました。
※腹腔鏡手術はゲームコントローラのようなもので器具を操作して行う手術なので、ゲームプレイが影響しやすかった点に注意が必要です。

近年では実際の事態に備えた、シミュレーション型ゲームの導入も増えてきているようです。

テトリスをプレイすると大脳皮質(神経細胞)の強化が起こる

みなさんご存知かと思いますが、テトリスというパズルゲームがあります。
(正式なジャンルは「落ち物パズルゲーム」というみたいですね。)

そのテトリスに、大脳皮質を強化する作用があることは知っているでしょうか?

テトリスのルール

テトリスのゲームルールは単純です。

横一列のマスに、ブロックを隙間なく埋めて打ち消していくのが基本ルールです。

ブロックは画面の上側から落ちてきて、4方向に回転させたり、左右に移動させることが可能です。

隙間ができてしまった段ではブロックはそのまま残り、上にブロックが積み重なっていくという流れです。

テトリスの効果

テトリスをプレイすると、大脳皮質の灰白質が厚くなることが研究により発表されています。
(※ハーバード大学の精神医学者ロバート・スティックゴールド率いる研究チームによるもの。)

ただし、代わりに脳の別の部分の活動が低下するという結果も出ています。

やはりここでもトレードオフは起こってしまうみたいですね。

しかしそこは、自分が何を重視するかで選択すれば良いだけです。

灰白質は神経細胞の集まりなので、灰白質が厚くなるとは神経細胞の結合が強化されるということです。

神経細胞が強化されると、情報の伝達がより確かなものになります。

つまりテトリスをすると、(大脳皮質部分において)脳の活性化が起こるというわけです。

テトリスの場合では、試行錯誤を繰り返すことにより、脳がトライ&エラーの能力に特化していったのです。

ちなみにロシアの宇宙飛行士であるアレクサンドル・セレブロフも、宇宙船の中でテトリスをプレイしていたことが有名です。

同じことを繰り返すと神経細胞の配列は最適化される

脳内に存在する情報は、神経細胞を伝って伝達されます。

神経細胞は一直線に途切れず繋がっているわけではなく、途中で継ぎ目が存在します。

継ぎ目にはシナプスと呼ばれる隙間があり、神経細胞同士は宙ぶらりんな状態で回路が形成されています。

つまり今のあなたの思考回路は神経細胞の道筋と一緒と言うことができます。

そしてこの回路は繋ぎ変えることが可能です。

同じことを何度も繰り返すと、神経細胞同士が最も適した接続に切り替わるメカニズムを持っています。

目的意識を持って頭と身体を使い続ければ、目的に近づいていけるということですね!

ゲームで病気を克服

精神病患者に対してもゲームを使った療法が採用されています。

症状に応じたゲームをプレイすることで、現実における対応力が付くというものです。

例えば、交通事故に遭ったりして車や運転に恐怖を感じている人が、ドライビングゲームをして次第に慣れていくといったようにです。

このようにゲームが脳神経にもたらす効果は絶大です。

他にも脳を鍛えるものはありますが(勉強や楽器など)、何よりゲームは楽しんで、かつ一人でもできるという部分が大きいと思います。

ゲームが嫌いな人は無理にやらないでも良いですけど、好きなのに我慢しているような人は逆にやるべきだと思いますね!
(他のことに支障をきたさない程度に。)

それではまた!

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