記憶力をアップさせる方法

繰り返し復習する

がっかりするかもしれませんが、大前提として記憶には復習が不可欠です。
同じ情報を何度も繰り返し反復して、ようやく覚えることができるようになります。

復習は1か月以内

短期記憶として海馬に保存された情報は、短ければ1か月程度で完全に破棄されてしまいます。

しかし、その期限は復習をすることでリセットが可能、かつその都度延長されていきます。
次第に情報は大脳皮質の長期保存へと移行するので、いずれは復習をせずとも覚えていられるようになります。

LTPを引き起こす

海馬は繰り返し刺激をされると、神経細胞同士の結合が高まる性質を持っています。
長期増強と呼ばれ、英語ではLTP(long-term potentiation)として有名です。
これにより、情報が強固なもの=必要なものとして認識されやすくなります。

インプットよりアウトプットの方が重要

インプットとアウトプット、すなわち入力と出力です。
自分の中だけで完結するよりも、外に対して発信するものの方が重要度は高いのです。

声に出して耳で覚える

読んだり見たりするだけではなく、自分で声に出して確認すると覚えやすくなります。
口からアウトプットと同時に、耳からインプットが行われるので、一石二鳥の方法です。

文字に起こす

文字に起こすと言っても色々あります。
紙にペンで直接文字を書いたり、パソコンで文章にまとめたり、試験対策であれば問題集を解いたりです。
実際に自分で書き表せられることが大切なんです。

記憶力が上がる脳波を作り出す

記憶力は脳波の状態によっても変化します。

もっとも記憶力が上がるのはシータ波の時です。

シータ波は、好奇心や興味といった感情の時に発生します。
(逆パターンで、シータ波を海馬に送ると興味を引き出すことが可能です)

感情は海馬の隣にある扁桃体という部位で生じ、記憶を補強を担います。

したがって、感情→脳波→記憶の連結を強くすると記憶力は高まります。

これは、面白く感じられるやり方をするなどの他、シータ波を発生させる音楽を聞くことでも引き起こすことが可能です。

記憶力が上がるタイミング

空腹時

空腹時などの危機感を感じている時にも、記憶力が上がることが確認されています。

現代のように飽食でなかった時代、動物は食物を求める時に記憶力をフル活用しました。
その名残が人間にも残っているのです。

食事後は胃腸に血液が回って、頭がぼーっとしてしまいます。

やるべきことは食事前に済ませるのが賢い選択でしょう。

睡眠前

睡眠中は夢を見ます。

自分では覚えていなくても、夢の中で情報の復習・整理をしています。
ここで情報の取捨選択が行われ、残す記憶が決定されるというわけです。

睡眠のタイミングは夜に限らず、日中の昼寝でも同様の効果が得られます。

また、必ずしも眠りに就く必要はなく、何も考えずにじっとしているだけでも十分なことが分かっています。

大事なのは、脳に情報を吟味する時間を与えることです。

覚えたい情報の後には何も取り入れないようにしましょう。

50分ルール

長時間通しで勉強せずに、小まめに小休止を入れると能率アップに繋がります。

人の集中力は50分程度しか保たないというデータがあります。

確かに僕も何かしていて、「なんだか頭が回らなくなってきたな」と感じて時計を見たら、始めてからきっかり50分だった、という経験を何度もしています。

この時間は人によって個人差があるでしょうし、別に50分じゃなくてもいいですが、休憩を挟んだ方が効率が上がることは間違いありません。

方法記憶を使いこなす

方法記憶とは物事を覚える方法を使って覚える記憶法だということはメカニズムでも説明しました。

ただ暗記するだけでも、仕組みを理解して覚えるだけでもありません。

人間をはじめ動物は何かを覚える際に、試行錯誤をして記憶をします。

その試行錯誤が覚える方法として一緒に記憶されていくわけです。

覚える方法は覚えた数だけ増えていきます。

昔覚えられなかったことが、ある時突然覚えられたという経験があると思います。

実は、それは蓄積された覚える方法による結果なんです。

このように、ものを覚える力は指数関数的に倍々で増していきます。

はじめはなかなか覚えられるようにならなくても、継続して色々なことを覚えていけば、ある時から爆発的に伸びるようになります。

記憶においても継続は力なりということです。

しかしこの格言は万能すぎますね。

たいていの本で最終的に言っているのは継続する大切さなんですよね。

この法則だけ知っていれば十分で、あとは勝手に付いてくるのかも知れません。

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