PLC接続でインターネットを無線から有線に

最近ついに無線回線のストレスから解放されたリョウです。

無線でインターネットを利用する人なら分かるかと思いますが、たまに途切れるんですよね……。

  • ブログの記事を書いて公開ボタンを押したらパーになった
  • youtube liveやニコニコ生放送のストリーミング配信を見ていたら途切れた
  • 大量容量ファイルをダウンロード中に中断された

誰しもこういった経験があるはずですw

そんなときに役立つのが、PLCという通信技術です。

ここでは、PLCとは何なのか、メリット・デメリットを紹介します。

PLCとは?

「PLC」とは、「Powr Line Communication」の略で、「PLT(Power Line Telecommunication)」と呼ばれることもある通信技術のひとつです。

日本語にすると、電力線通信ですね。
(※パワーラインは電力線や送電線という意味です)

あまり馴染みはないかもしれませんが、LAN(Local Area Network)の1種です。

ようするに、電線を使ってネット通信ができるということです。

PLC接続はコンセントを使う

PLCで用いる電線は、室内外問わず至る所に張り巡らされています。

ご存知のように、建物内ではコンセントを通して、家電(家庭用電気製品)などの電気製品に対して電力供給ができるようになっています。

PLCもそれに倣い、コンセントを使用します。

PLCに必要な機器

PLCでは専用の機器が必要です。

PLC用のアダプタが売っているので、まずはそちらを購入しましょう。

僕はアマゾンで売上1位だった物を使っていますが、大体5,000円くらいでした。

1万円以上する高いものもありますが、機能的に価格分の差はないと思います。
今のところこれで問題は起きていません。

PLCが使える条件

PLCは、LANケーブルで繋ぎたいけど(距離的な問題などで)難しい場合に、有線接続するときに有効な手段です。

したがって、

  • 機器にLANケーブルを挿す端子がある
  • 固定回線(電話回線や光回線)を利用している

上記の条件を満たしていないと性能が下がる、もしくは接続不可な場合があります。

PLCで中継した先から無線を飛ばすなんてこともできますが、電波強度が下がるのであまりオススメはできません。

PLCの使用方法

PLCの使い方は簡単です。

回線の元を辿っていくと、モデムか光回線終端装置があると思います。

この二つの違いについて簡単に説明しておくと、

  • モデムは、ADSLなどで電話回線から引かれているアナログ信号をデジタルに変換するもの
  • 光回線終端装置(Optical Network Unit)は、光をデジタルに変換するもの

という違いがあります。

LANケーブルで変換器のLAN端子と、PLCアダプタのLAN端子を接続します。

そうしたらPLCアダプタをコンセントに挿します。

あとは、中継先にあるコンセントにもうひとつの(対になっています)アダプタを挿して、LANケーブルを繋げば完了です。

接続先を増設したい場合は、追加でアダプタを用意する必要があります。

PLCの問題点は?

微弱な電磁波を発生する

PLCは実用化されるまでに問題がありました。

それは、PLCで信号を流す電力線で漏洩電波(電磁波の漏れ)が大きかったことが原因です。

漏れた電磁波が、アマチュア無線や短波ラジオを妨害するとされ、今でも屋外では導入に至っていません。

屋内においても、PLCで使用する周波数は、2MHzから30MHzまでと限定されています。

また、近年ではスマートフォンやタブレットの普及にともない、無線通信(ワイファイや3G通信接続)があれば十分との声もあります。

PLCを使う屋内にアマチュア無線をする人がいなければ問題ないと言えますね。

Wi-Fi(ワイファイ)に比べて通信速度が落ちる場合がある

環境によってはワイファイなどの無線LANより通信速度が下がってしまうようです。

僕の環境では発生していませんが、可能性として頭に入れておいた方が良いかもしれません。

ただ、PLCだと通信の安定性が増すことは確かなので、どちらを取るか次第ですね。

電力線の配線によって信号強度が変化する

PLCはアダプタ間の電力線が同相回路か異相回路かによって、信号の強度が変化します。
(一般的な家庭での電気配線は、L1相とL2相から構成されています。)

つまり、使用するコンセントによって、速度や安定性が変わってくるということです。

最悪、異相間の場合、通信ができないケースもあるようです。

PLC接続を考えている方は、あらかじめ同相間で繋げることを確認しておくのが良いと思います。

ちなみに僕の使っているアダプタでは、信号の状態がの3色で表示されます。

この機能を利用して、複数のコンセントで試してみました。

緑で安定するコンセント、緑から赤まで変化する安定しないコンセントが存在しましたが、通信速度や安定度に関しては違いが分かりませんでした。


以上、今回は無線接続が困難な時に便利なPLCをご紹介しました。

問題点ももあるようですが、実際に利用してそれ以上にメリットの方が大きいのを実感しています。

無線の不安定さにウンザリしている人は試してみる価値があると思います。

それではまた。

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