【リダイレクト】独自ドメインを常時SSL化(https化)する方法3【各種設定】


前回までにSSL証明書を取得し、サーバーにインストールしてSSL通信の準備ができました。

しかしこれだけでは、「https」でサイトを見ることはできず、常時SSL化に成功したとは言えません。

やることはまだ残っているので、それらを一つずつクリアしていきましょう!


サイトのURLを書き換える

最初にサイトのURLを「http」から「https」に書き換えましょう。

WordPress(ワードプレス)の場合

管理画面の「設定」で、「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」を「https」に書き換えます。

ssl wordpress

SIRIUS(シリウス)の場合

SIRIUSのサイト全体設定「サイトURL」の箇所を、httpsに書き換えます。

sirius ssl

URL変更の反映には時間が掛かる

サイトのURLを変更しても、反映されるまで時間が掛かる場合があります。

次に紹介するリダイレクトの設定は、必ず「https」で表示されるようになってから行うようにしましょう。
(先にやってしまうと、その間に訪問した人はサイトを見ることができません!)

リダイレクト(301転送)の設定

元々SSLに対応してなかったサイトをSSL化させると、「http」と「https」の両方のページが存在することになります。
その状態で「http」のページを開いても、SSLの恩恵を受けることはできません。

僕も最初は今まで通りに「http」の方にアクセスして、「あれ? httpsになってない……??」と戸惑いました(笑)

このようにせっかくSSL化しても、非対応のページの方へ行ってしまうのでは意味がありませんよね。

そこで有効なのが、リダイレクト(転送)機能です。
「http」のページにアクセスがあった時に、「https」のページに転送するというものです。

方法はいくつかありますが、ここではプラグインを使った方法と、「.htaccess」ファイルを書き換える方法の2つをご紹介したいと思います。

ワードプレスの場合

プラグイン「Simple 301 Redirects」を使う

ワードプレスでは、「Simple 301 Redirects」というプラグインを使ってリダイレクトさせることができます。

Simple 301 Redirects

 

ワードプレス管理画面、左メニューより、「設定」→「301 Redirects」を選択。

Simple 301 Redirects

 

左に「http」のアドレス、右に「https」のアドレスを入力。
「変更を保存」を押して完了です。

Simple 301 Redirects

「.htaccess」ファイルを書き換える

もう一つ、「.htaccess」ファイルを書き換える方法があります。

.htaccessを設定することで、サーバーの動作(アクセス制限やユーザー認証など)を細かく制御することが可能です。
(.htaccessはメモ帳でも編集が可能です)

以下のコードを.htaccessファイルに追加してください。
.htaccessファイルが無い場合は、ドメインディレクトリに作成しましょう。

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

シリウスの場合

.htaccess設定の前に

サイトオプション‐全体設定にて、「サイトURLのwww統一」を「統一しない」に設定します。
「.htaccess」でリダイレクトを行う場合、「統一する」を選ぶと、サイトが表示されなくなってしまうので気を付けてください。

sirius ssl

シリウスで.htaccessを設定する方法

「サイトオプション」→「.htaccess設定」にて、「.htaccess上部」に下記のコードを書き込みます。
コード内ではドメイン名を「xyz.com」で記述していますが、対象のドメインに変更してください。

sirius 301リダイレクト

「wwwありで統一する」場合

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://www.xyz.com/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^xyz\.com$
RewriteRule ^(.*)$ https://www.xyz.com/$1 [R=301,L]

このコードによって、「http」へのアクセスを「https」にリダイレクトし、「www無し」のURLへのアクセスは、「www有り」のURLにリダイレクトされます。

「wwwなしで統一する」場合

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://xyz.com/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.xyz\.com$
RewriteRule ^(.*)$ https://xyz.com/$1 [R=301,L]

このコードによって、「http」へのアクセスを「https」にリダイレクトし、「www有り」のURLへのアクセスは、「www無し」のURLにリダイレクトされます。

「統一しない」場合

RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

統一しない場合は、「https://xyz.com」と「https://www.xyz.com」の二通りのページが見られる状態になってしまいます。
できればどちらかに統一する方が、アクセスが分散しないのでSEO的にもオススメです。

いずれかのコードを.htaccessに書いたら「OK」を押し、サイト生成後にアップロードすれば完了です。

サイト内のURLを置き換える

ページのURLが「https」になっても、ページ内にある画像やリンクのURLが「http」のままのケースもあります。

このように「http」と「https」が併存している状況は、「Mixed Content」と呼ばれますが、常時SSLを目指すのであれば望ましくありません。

必要に応じて、サイト内のURLを変更しましょう。

と言っても、ページ数が膨大だったり、画像を大量に扱っているサイトで、一つずつURLを書き換えるのは、非常に骨が折れる作業ですよね。

ここでもやっぱり、便利なプラグインが役立ってくれます。

「Search Regex」というURLを書き換えてくれるプラグインです。

Search Regex プラグイン

 

「ツール」→「Search Regex」を選択。

Search Regex プラグイン

 

「Search pattern」に「http」のアドレス、「Replace pattern」に「https」のアドレスを入力して「Replace」をクリック。

Search Regex プラグイン

 

置換できるURLが一覧で表示されます。

上が元のURLで下が置換後のURLです。

Search Regex プラグイン

 

問題なければ「Replace & Save」をクリックします。

Search Regex プラグイン

 

結果が表示されれば完了です。

Search Regex プラグイン

 

※「Search Regex」でのURL置換は復元ができないので、必ず問題ないか確認してから行うようにしてください。

「アナリティクス」「サーチコンソール」の設定

Google AnalyticsのデフォルトURLを変更する

「管理」→「プロパティ設定」から、「デフォルトのURL」を「https」に変更します。

グーグルアナリティクス SSL化

Search Consoleにプロパティを追加する

サーチコンソールホーム画面から、「プロパティを追加」で、「https」のアドレスを追加します。

サーチコンソール SSL化 サーチコンソール SSL化

 

ここまでやってようやく一通り終了です。

状況によっては、別に細かい修正が必要な場合もありますが、最低限これだけはやっておきましょう。

他にも有用な情報があれば適宜追記していきたいと思っています。

それではお疲れ様でしたm(__)m

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